この時期、目のかゆみや鼻のムズムズ…と同時に、「肌の赤み」や「乾燥・かゆみ」を感じることはありませんか? 実はそれ、花粉症だけじゃなく「花粉皮膚炎」かもしれません。 今日は、春先に増えるスギ花粉・ヒノキ花粉による肌への影響と、スキンケアでできる対策についてお話しします🌸 ◆ 花粉皮膚炎って何? 「花粉皮膚炎」は、花粉が肌に付着することで起こる肌の炎症です。 特にスギやヒノキ花粉はアレルゲン性が高く、敏感肌や乾燥肌の人にとって大きな刺激に。 花粉の粒子は、皮膚のバリア機能が弱っていると肌の奥に入り込み、赤み・かゆみ・ヒリつきなどを引き起こします。 ◆ 症状チェック:こんな時は要注意! ・頬や目のまわりが赤くなっている・鼻の下やフェイスラインがヒリヒリする・メイクがのらず、粉をふいたような乾燥感・朝よりも、外出後や夕方に悪化 これらの症状が出ていて、花粉の時期と重なっていたら、花粉皮膚炎の可能性大! ◆ スギ花粉とヒノキ花粉、違いはある? 実はスギとヒノキ花粉はアレルゲンが似ているため、両方に反応する人が多いんです。 ただ、飛散時期が異なるため、2〜5月にかけて長期間、肌が揺らぎ続けるというのが厄介なポイント💦 ・スギ花粉:2月〜4月上旬・ヒノキ花粉:3月下旬〜5月上旬 「やっとスギが終わったと思ったら、また肌がかゆい…」という人は、ヒノキにも反応しているかもしれません。 ◆ 花粉皮膚炎のスキンケア対策 では、どうしたら肌を守れるのでしょうか? ① 肌のバリア機能を高める 花粉が入り込まないようにするには、保湿がカギ。 肌の潤いをしっかり守ることで、外的刺激に負けない肌に。 💡おすすめ成分:セラミド、ヒアルロン酸、グリチルリチン酸2K(抗炎症) ② 帰宅後すぐに“オフ” 花粉は髪・肌・服にたっぷりついています。 帰ったらすぐに洗顔&着替え&保湿が鉄則! ③ クレンジングは優しく かゆみがあるとゴシゴシしたくなりますが、摩擦はNG! ミルクタイプやバームタイプなど、低刺激のクレンジングを選びましょう。 ④ ノーファンデ or ミネラルファンデに切り替え なるべく肌に負担をかけないベースメイクが◎。 日焼け止め効果のあるミネラルパウダーや、花粉・PM2.5カット機能つき下地もおすすめです。 ◆ まとめ:春の肌は「守り」が9割! 花粉の季節は、ただの乾燥ではなく「花粉による炎症」かもしれません。 肌トラブルが気になるときこそ、「守る」「洗う」「うるおす」の3ステップを丁寧に✨ 肌に優しい選択で、この春もキレイをキープしましょう🌿