夏の終わりに気をつけたい「骨密度低下」──ビタミンD不足が原因かも?

夏の終わりに気をつけたい「骨密度低下」──ビタミンD不足が原因かも?

夏の強い日差しを避けるために、日焼け止めや日傘、長袖で紫外線対策をしてきた方も多いのではないでしょうか。
紫外線対策は美肌のためにとても大切ですが、実は「骨」にとっては思わぬ落とし穴になることがあります。



なぜ夏に骨密度が下がりやすいの?

骨の健康を保つために欠かせない栄養素のひとつが ビタミンD。ビタミンDは、食事から摂るだけでなく、皮膚が日光を浴びることで体内で合成されます。
ところが、真夏の強い紫外線を避けて屋内にこもったり、UVケアを徹底しすぎたりすると、ビタミンDが不足しやすくなります。

この不足状態が続くと、カルシウムを効率よく吸収できず、結果として 骨密度の低下や関節トラブル が起こりやすくなるのです。
特に9月頃は、夏の生活習慣の影響が出始める時期。体がだるい、関節が重いと感じる方は要注意です。



ビタミンDを補うには?

魚類(サーモン、イワシ、サバなど)
きのこ類(特に干ししいたけ、きくらげ)
卵黄
これらの食品にはビタミンDが豊富に含まれています。



カルシウムとの相性がカギ

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。そのため、
・牛乳やヨーグルトなどの乳製品
・小魚や大豆製品
といったカルシウム源も一緒に摂ることで、骨の健康を効率的に守ることができます。


まとめ

9月は「夏疲れ」が出やすいだけでなく、知らないうちに骨や関節への負担が増える時期。
・ビタミンDを意識した食事
・適度な日光浴(早朝の紫外線が強くない時間帯に5分~10分程度)
・カルシウムとの組み合わせ
を意識することで、秋冬に向けて強い骨と健康的な体を保ちましょう。

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