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ハイドロキノンで黒いシミは改善する?
ハイドロキノンは、シミやニキビ跡の原因となるメラニン色素の発生を抑える働きがあり、美白効果が期待できる成分です。
ハイドロキノンは、いちご類やコーヒーなどの食品にも存在する成分ですが、美白効果が発見されてからは化粧品に使用されるようになりました。
美白効果はコウジ酸やアルブチンの10倍~100倍とも言われており、お肌を紫外線などによる損傷から守る働きもあります。
トレチノインとの併用で効果UP
ハイドロキノンと併用される成分として「トレチノイン」があります。
トレチノインはビタミンAの誘導体であり、肌のターンオーバーを促してくれる働きがあります。
ハイドロキノン単体の使用では、肌への浸透率が低く、美白効果がなかなか感じられないというお声もありますが、トレチノインと併用することで浸透効果を上げることができると言われています。
先にトレチノインを塗ることでハイドロキノンが浸透しやすくなり、効果が高まります。
ハイドロキノン使用中にシミが濃くなる?
元々メラニン色素には紫外線を吸収しダメージがらお肌を守る働きがありますが、ハイドロキノンを塗ることでメラニン色素を失うと、紫外線のダメージを受けやすい状態になります。
日中は必ず日焼け止めを使用し、紫外線ダメージからお肌を守りましょう。
アメリカでは厳しい規制も
アメリカで美白と言えばハイドロキノンが主流だった時代もありましたが、現在店頭の化粧品は2%の配合までとなっており、それ以上は医師の管理下のみで許可されています。
日本では化粧品に配合できるハイドロキノンの濃度は規制されておらず、市販で高濃度のスキンケア商品を入手することが可能です。
濃度が高くなるほど効果が高まりますが、長期で使用する場合は「白斑」などの副作用のリスクも高まる為、クリニックで指導を受けてからお肌の状態に合わせて使用することをおすすめしています。
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