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マグネシウムで乾燥肌の改善?

マグネシウムで乾燥肌の改善?

マグネシウムとは? マグネシウムとは、人体に必要なミネラルの一種であり、骨や歯、筋肉や神経にまで存在している成分。骨や歯の形成や、筋肉を動かしたり、ホルモンバランスの維持、体温・血圧の調整を行う働きがあります。 どんな効果があるの? 肌の保湿効果マグネシウムは保湿効果が高く、セラミドの合成や、ヒアルロン酸の産生を高める働きがあります。乾燥肌は、肌のセラミドや皮脂が減少し、肌の水分量が不足している状態。かさつきだけでなく、かゆみなどの肌トラブルや、シワやたるみなどのエイジングサインにつながることも。肌のバリア機能を上げる必要があります。マグネシウムによってセラミドの合成が高まると、皮膚のバリア機能も高まる為、水分と油分のバランスが整ったうるおいのある肌へ。肌のターンオーバーを促進する働きもある為、潤いのある肌の維持が期待できます。 その他の効果 ダイエット 便秘の解消 筋肉の疲労回復 ストレスの緩和 自律神経を整える効果 毒素排出 マグネシウムが不足すると? 主に健康面での影響があると言われています。 骨の形成に影響が出たり、筋肉のけいれんや不整脈などを引き起こしたり、神経過敏や抑うつ感が生じる場合もあります。 摂取目安量、摂取方法 マグネシウムは経皮吸収が可能なミネラルです。 サプリメントを摂取するより、スキンケアや入浴剤として取り入れる方が吸収スピードが速いと言われています。 マグネシウム入浴入浴剤としては、マグネシウムフレーク(塩化マグネシウム)とエプソムソルト(硫酸マグネシウム)の2種類があります。一般的にはマグネシウムフレークの方が皮膚への刺激も強いと言われる為、肌が敏感な方はエプソムソルトがおすすめです。美容だけでなく健康面でも幅広い効果が期待できる、マグネシウム。夏も終盤となり、徐々に涼しくなってきたこの季節にマグネシウム入浴を始めてみませんか。

季節の変わり目に気になる、肌荒れ

季節の変わり目に気になる、肌荒れ

9月も半ばを過ぎ、朝晩が過ごしやすい季節になりましたね。 季節の変わり目のこの時期、特に肌荒れに悩む方が多くなります。   季節の変わり目の肌荒れの原因 肌の乾燥や花粉やアレルゲン物質など、外部の刺激により、表皮が傷つくことでバリア機能が低下しがち。肌の保水力が弱まると、必要な水分が蒸発してしまい、さらに肌の乾燥が進み、刺激に弱い状態になってしまいます。     肌荒れの症状 かゆみ 肌が乾燥することでバリア機能の低下を招いたり、紫外線や花粉などの外部の刺激により、アレルギーの症状を引き起こす物質である、ヒスタミンが分泌されます。 かゆいからとかきむしってしまうと、バリア機能をさらに低下させることに。 赤み 季節の変わり目のみ赤みが出たり、肌が敏感になる方は、「季節性敏感肌」の可能性があります。なんらかの外部刺激により、肌がダメージを受けているということが言えるでしょう。花粉などの季節性のアレルゲン物質が肌の炎症を引き起こしている可能性も多いです。   肌荒れの原因 乾燥 夏場、エアコンの中で過ごすことで日々肌は乾燥しやすい状態ですが、汗でべたつくからと保湿が不足しがち。 お肌の保水量が失われることで、潤いが不足した肌になり、肌トラブルを招きやすい状態になります。 秋になると外の乾いた空気に肌はさらされ、常に乾燥のリスクと隣り合わせになる為、保湿をしっかりすることを忘れずに。   紫外線 この時期はまだまだ日中の紫外線も強いです。 紫外線による光老化の影響でじわじわと肌にダメージを蓄積させ、肌のシミやしわ、たるみなどの皮膚の変化につながってしまいます。   不規則な生活 栄養が偏った食事や、睡眠不足など、不規則な生活は肌荒れを引き起こしやすくなります。 涼しくなると夏バテで低下していた食欲が回復し、つい食べ過ぎてしまうこともあるので、暴飲暴食を避ける為にも栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。   肌荒れ対策 スキンケア...

意外と知らない?スチームしながらのクレンジングはNG!

意外と知らない?スチームしながらのクレンジングはNG!

フェイシャルスチーマーはお肌を柔らかくし、毛穴の汚れを浮かせる役割があります。毛穴の汚れを取り除くことでその後のスキンケアの効果が高まるのは言うまでもありません。ただ、メイクをした状態で使うとメイク汚れが毛穴の奥へ入りこんでしまいますので、必ず洗顔後に行いましょう。 スチーマー使用の注意点・スチーマーは20センチほど離して使う。・長くても20分程度の使用。・肌が弱い方は蒸気の熱が皮膚を傷める可能性も。お肌に湿疹がある場合なども控えるようにしましょう。手軽に自作スチームスチーマーを持ってなくても洗面器とお湯だけで手軽にスチームでの美容ケアを行えます。お湯は湯気が出るくらいで熱すぎないものがベスト。お気に入りのアロマオイルを垂らすとスパにいるような気分を味わえますよ。ゆったりとリラックスタイムを楽しみましょう。蒸気を当てることによりお肌が柔らかくしっとりとしますが、蒸気はあくまでも水。そのままにしておくと、逆に肌が乾燥してしまいます。特にスチーム後は刺激に弱い状態とも言える為、スチーム後はすみやかに保湿を行うことも忘れずに。 wi

「目の下のクマ」はどうしてできるの?

「目の下のクマ」はどうしてできるの?

いくらメイクやファッションに気を使っていても、「目の下のクマ」があることでどうしても老け顔や疲れた表情になってしまいます。 「目の下のクマ」=「寝不足」や「疲れ」と思われがちですが、実は「寝不足」や「疲れ」が原因でクマができることは全体のごく僅かなのです。 目の下のクマは、大きくわけると「黒クマ」、「青クマ」、「茶クマ」の3種類があり、それぞれ原因が異なり、対処法も異なります。 原因を知り、きちんと対処することで、クマは改善することができます。   【黒クマ】肌の老化によるたるみが原因でおこります。下まぶたの皮膚が弱まってくると、目の周りの脂肪を支えられなくなって、前に出てきます。そこに影ができて、黒っぽいクマに見えます。 <対処法> 〇表情筋を鍛える 〇浮腫み予防の為体を冷やさない ※入浴は湯舟に浸かるなど 〇スキンケア等で肌にハリを与える   【青クマ】皮膚から静脈が透けて見えることが原因です。目の下の皮膚は非常に薄いので、その部分だけ青みが目立ってしまうのです。 <対処法> 〇血行不良を改善する ※目元だけでなく全身の血行を良くするように心がけるとより効果的 〇睡眠を十分にとる 〇目元に蒸しタオルと冷たいタオルを交互に当てる 〇スマホやパソコンを長時間使用しない   【茶クマ】色素沈着やシミでできる茶色いクマです。 アトピー性皮膚炎や目を擦るクセがある方にも多く見られます。 皮膚になるべく刺激を与えないようにすることで予防につながります。 また、アイメイクを落としきれていない場合も色素沈着の原因になります。 <対処法> 〇洗顔は優しくマッサージするように洗う 〇アイメイクはポイントリムーバーでしっかり落とす 〇アイパックでしっかり保湿 〇日焼け止めやサングラスなど日焼け対策 それでもなかなか改善しないという方、今はコンシーラーやハイライトなど優秀なアイテムが豊富で、クマを上手に隠すこともできますし、シミの種類によってはシミ取りレーザーなどで取り除くことが可能です。...

お酒と美容のつながり

お酒と美容のつながり

昔から「酒は百薬の長」といわれ、人類の長い歴史のよきパートナーとして存在し、冠婚葬祭などの人生の節目となる儀礼や歓送の際など、人と人とのコミュニケーションの大きな役割を果たしてきました。 適量のお酒を適正に飲んでいる人は、お酒をまったく飲まない人や大量に飲む人に比べて、死亡率が低いという研究結果もあるくらい、適量ならリラックス効果や血液循環を良くしたりと、健康や美容にもプラスとなることがたくさんあるのです。   ■お酒の種類と効果 【ワイン】 ●美容効果 体を温める効果があり、香りにはリラックス効果も。ブドウの果皮には抗酸化成分のポリフェノールが含まれ、果皮を使う赤ワインは老化やシミの原因となる活性酸素の除去、悪玉コレステロールを抑え、動脈硬化や認知症を予防する効果も。果皮を使わない白ワインには腸内殺菌作用があり、腸内環境を整える。カリウムが豊富で代謝もアップ。シャンパンの疲労回復効果も注目されている。 ●1日当たりの適量の目安アルコール度数14度でグラス1〜2杯 【ビール】 ●美容効果 炭酸の刺激で胃腸の働きが活発に。利尿効果があるため、老廃物などを流すデトックス効果も。また、美肌に効くビタミンB群が豊富。100ml当たりのカロリーは40kcalと低いので、ダイエット中にもおすすめ。ただし、利尿効果から脱水状態になりやすく、そこから肌の乾燥につながることも。体も冷やすので飲みすぎには注意。 ●1日当たりの適量の目安アルコール度数5度で中瓶(500ml)缶ビール1本程度  【日本酒】 ●美容効果 日本酒の原料である米麹はシミなどの原因となるメラニンの生成を抑制し、美白効果が。アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富で、肌に潤いを与え健やかな状態に導きます。酒蔵で働く人の肌が美しいといわれるのはこの効果のお陰なのかもですね。血流を改善するので冷え症改善にも効果アリ。 ●適量アルコール度数15度で1合(180ml)程度 これまでお酒のメリットを紹介しましたが、ただこれは美容に効果があるからと言ってお酒を促進するものではありません。 お酒に強い人、弱い人など体質もあります。   アルコールを分解するときには、体内で水分とビタミンB群が大量に消費され乾燥の原因になったり、過度の飲酒は眠りを浅くしてしまう為、睡眠不足にもつながりお肌のターンオーバーになったりと肌荒れの原因になってしまうこともあります。 お酒のメリット、デメリットを理解した上で、自分にあったペースで適量を適正に飲んで楽しくお酒と付き合いましょう。      

「アクネ菌」って肌に良い菌?悪い菌?

「アクネ菌」って肌に良い菌?悪い菌?

一般的に「アクネ菌」というと、「ニキビの原因」とされ「肌に悪い菌」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。 しかし実際にはその正体は美肌に関わるとても重要な存在で、増えすぎない限りは肌の潤いを保つために不可欠な菌なのです。 私たちの身体にはたくさんの「常在菌」が存在します。 身体に棲む菌たちは、基本的に何らかの成分をエサにして他の物質を生み出していますが、肌に棲むアクネ菌は皮脂や汗などをエサにして代謝産物である「プロピオン酸」や「脂肪酸」などを生み出し、普段は肌に潤いを与えながら刺激や乾燥から守ってくれている肌には必要な菌なのです。 しかし毛穴の詰まりや過剰な皮脂の分泌が起こり、アクネ菌が過剰に増えてしまうことで炎症が起き、ニキビの原因となってしまいます。 世間ではニキビの原因にもなり厄介な存在として扱われるアクネ菌。実はそれ自体が常に悪さをする菌ではないので、アクネ菌を「なくそう」とするのではなく「増やさない」ことでニキビを改善することができるのです。 その為には正しい生活習慣と自分にあったスキンケアで肌環境を整え、肌を清潔に保つことが大切です。

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