
【7月は体内時計リセットのチャンス!】 夏の強い光を味方にした自律神経と美肌の整え方
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梅雨が明け、太陽の光がまぶしい7月。
実はこの時期こそ、体内時計(サーカディアンリズム)をリセットして、自律神経を整える絶好のチャンスです。生活リズムの乱れや肌トラブルが気になる人は、夏の光を上手に活用して、内側から健康と美しさを引き出しましょう。
体内時計と自律神経の深い関係
私たちの体には、1日24時間のリズムを刻む「体内時計」が備わっています。これが乱れると、以下のような影響が出やすくなります:
・朝起きられない
・日中にだるさを感じる
・夜になっても眠れない
・ホルモン分泌が乱れ、肌荒れやむくみが起きる
こうした症状の背景にあるのが、自律神経の乱れ。体内時計が整えば、自律神経も安定し、自然と心身のバランスが取れるようになります。
7月の太陽が「リセット」に最適な理由
夏は日の出が早く、朝の光が非常に強い季節です。朝の強い光には、脳の「視交叉上核(しこうさじょうかく)」を刺激して、体内時計をリセットする働きがあります。
特に7月の朝日には、メラトニン(眠気を誘うホルモン)を抑えて、セロトニン(幸福ホルモン)を活性化する作用が強く、これが自律神経のバランスや心の安定にもつながります。
朝光活用ルーティン:これで体内時計を整える
STEP1:起床後30分以内に日光を浴びる
カーテンを開けて自然光を浴びましょう。ベランダや窓際で5〜15分ほど過ごすだけでもOK。
STEP2:朝食は必ず摂る
朝食を摂ることで、内臓の体内時計もリセットされます。炭水化物+たんぱく質の組み合わせが理想です。
STEP3:朝の軽い運動を取り入れる
ストレッチや軽いウォーキングなど、交感神経を優位にする動きで1日のスイッチを入れましょう。
自律神経が整うと、肌にも変化が
自律神経が整うことで、以下のような美容メリットがあります:
・睡眠の質が上がり、ターンオーバーが正常化
・ストレスによる皮脂過剰や乾燥が抑えられる
・腸内環境も整いやすくなり、肌荒れ改善にもつながる
つまり、肌トラブルの原因の多くは生活リズムやストレスにあるということ。外からのスキンケアだけでなく、内側のケアこそが美肌の土台になるのです。
忙しい人のための「夜のリズムケア」も忘れずに🌠
朝の光を浴びられない日もありますよね。そんな時は、夜の過ごし方でカバーしましょう。
・スマホ・PCのブルーライトは就寝2時間前までにオフ
・入浴は寝る90分前がベスト(40℃程度で15分)
・間接照明で、部屋を少し暗めにする
これだけでもメラトニン分泌をサポートし、自然な眠気を促してくれます。
まとめ:7月は生活を整える最大のチャンス
7月は、強い朝日・長い日照時間という、体内時計の調整に最適な環境がそろった季節です。
「なんだか疲れやすい」「肌の調子が悪い」と感じているなら、まずは光の力を味方につける生活リズムの見直しから始めてみませんか?
毎日の少しの習慣が、自律神経を整え、ホルモンバランスや美肌にもつながっていきます。
この夏、自分自身の“リズム”を整えて、心も肌も健やかに過ごしましょう。