冬は、低い気温や乾燥した空気の影響により、いくつかの栄養素が不足しがちなのはご存じですか?
今の季節は日照時間が短く、屋内で過ごす時間が増える為、紫外線によるビタミンDの合成が減少します。
ビタミンDの不足は美容にどのような影響がある?
肌トラブルや乾燥
ビタミンDが不足することで肌のターンオーバーや修復が遅れがちになる為、肌トラブルや肌の乾燥を引き起こす可能性が指摘されています。
肌の老化
ビタミンDには抗酸化作用もある為、不足することで外部からのダメージにより肌のくすみやシミの発生につながる可能性があります。
美容以外にも、ビタミンDはカルシウムの吸収などに重要な役割を果たす為、不足すると骨の健康に影響を与える可能性もあります。
ビタミンDの上手な摂り方
ビタミンDは太陽光以外にも食事やサプリメントを通じて摂取できます。
ビタミンDは主に魚、きのこ類、卵(卵黄)に含まれ、肉や野菜にはほとんど含まれていません。
脂肪が多い魚は特にビタミンDが豊富に含まれていますので、この時期の旬の魚を積極的に食べましょう。
<脂肪が多い魚>
・サケ
・イワシ
・サバ
・ニシン
ビタミンDは油に溶ける性質があるため、油を使った料理にすることで吸収率がアップします。ソテーやムニエルにするのがおすすめです。
実は缶詰の方がビタミンDが多い?
イワシとサバは缶詰でもよく見かける食材です。
実は生のサバよりも缶詰の方がビタミンDの含有量が多いと言われています。メインとしてでも、もう一品という時でも手軽に利用できる点が魅力ですね。