化粧品の消費期限は製造日から約3年とされています。
ただし、未開封の状態で適切に保管された場合となります。
夏場は化粧水などを冷蔵庫に保管して使用する声を度々耳にします。
冷やした化粧水は毛穴の引き締め効果があるという話もあるようですが、実はそれは間違いです。
むしろ温度変化により品質が劣化する恐れがあります。
急激な温度変化により成分が結晶化して成分の性質が変わってしまうことも。
〇結論:化粧品を冷蔵庫に入れても消費期限は伸びません。
冷蔵庫で保管推奨の化粧品がある?
全ての化粧品が冷蔵庫での保管がNGというわけではありません。ビタミンC配合の化粧品は一般的に他の化粧品と比べ消費期限が短く、商品に有効期限が明記されたものが多いです。
これらは、温度の“変化”、空気に触れる、光に当るなどにより成分が変化する特徴がある為です。
冷蔵保管の表記があるものなどは、きちんと表示に従いましょう。
オークションやフリマサイトで販売の化粧品について
フリマサイトなどで使用済みの化粧品が販売されていますが、こちらでの購入はお勧めしません。保管方法や購入時期が不明な為です。
いつ購入したかわからない化粧品について
どの化粧品でもロット番号の記載は必ずあり、ロット番号で製造時期の確認ができるようになっています。どうしても気になる方はメーカーに問い合わせいただくことも可能です。
正しい保管方法
酸化を防ぐ
空気に触れることで「酸化」が起きる為、ふたをしっかり閉める
温度を確認
高温・低温の場所には保管しないこと
常温で一定の温度の場所が望ましい
清潔に使う
クリームなど、ジャータイプのものは直接指でとらず、スパチュラを使いましょう
容器の口に液が付着している場合はきちんとふき取りましょう
とは言っても、真夏など常温で大丈夫なのかと心配な方もいらっしゃるはず。
心配な方には化粧品用冷蔵庫もおすすめです。
8℃~12℃の温度設定になっており、化粧品に最適な環境で保管できる優れものです。
気になる方はチェックしてみて。