日焼け止めの「顔用・からだ用」の違い、知っていますか?

日焼け止めの「顔用・からだ用」の違い、知っていますか?

紫外線が徐々に強くなってきて、外出時は日焼け止めがマストの日常になりましたね。

日焼け止めは「顔用・からだ用・全身用」の3種類が販売されています。
からだ用・全身用はテクスチャーの伸びがよく、容量が多いものが多く安価で手に取りやすいですよね。
顔にも使っていいかな?と一度でも思ったことがある方は私だけではないはず…。
なぜ、使用する部位を分けてあるのでしょうか?
からだ用は体用の作りになっているのでは?と何となく想像はできますが、その違いを本日はお伝えします。


 

顔・体の皮膚の違い


肌の構造は同じですが、角層や真皮、皮下脂肪などの厚みが異なる為、体に比べると顔の皮膚は薄くデリケートです。
また、顔の皮膚は皮脂腺が多い為、成分によっては毛穴詰まりなどのトラブルになりやすいという性質があります。

 

顔用・からだ用日焼け止めのそれぞれの特徴


●顔用
✔メーキャップ効果あり(肌色補正・トーンアップ・ツヤ出し)
✔低刺激
✔保湿効果

●からだ用
✔伸びが良い
✔UVカット効果が高い
✔容量が多く、安価なものが多い

 

逆に使うとどうなるの?


からだ用を顔に使う場合

アルコールが入っていたり、刺激が強いものが多いのでダメージを受けやすい。
※ボディクリームを顔には使わないのと同じことです。




顔用を体に使った場合

顔用はメイク崩れ防止の為パウダーが入っていることもあり、体に使ってしまうと洋服についてしまうことも。
からだ用ほど伸びがよくないので、塗り広げにくさがあります。

 

顔・からだ兼用について

全身に使える日焼け止めですが、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を組み合わせたものが一般的です。
顔への使用の場合は、肌への刺激を確認しながら使用することをおすすめします。
肌が敏感な方は顔への使用は顔用のみがベター。
紫外線吸収剤フリーのノンケミカルをチョイスしましょう。
※成分に酸化亜鉛や酸化チタンと表記されているかをチェック。医薬部外品は表現が異なる場合もあります。(微粒子酸化Tiなど)
アルコールフリーや石けんで落とせるものをおすすめします。

使用感や焼けにくさ、肌への負担と機能性をチェックして、自分にあった日焼け止めを選んでくださいね。

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