化粧水の成分は約80%以上が水分です。
化粧水の本来の役割はお肌の鎮静化が目的なので、
「肌につける水分が多ければ多いほどお肌が潤う」という考え方は、
実は正解とは言えません。
化粧水はお肌の角質層まで届きますが、お肌自体の中まで浸透するわけではなく、与えた水分の蒸発は防ぐことができません。
水分をたっぷりつければつけるほど、化粧水が乾く時に肌の中の大事な水分や天然保湿因子(NMF)などの保湿成分も一緒に蒸発してしまうので、肌乾燥が進んでしまうことになります。
さらに、化粧水は美容効果があるものでも、肌にとっては刺激になるので、頻繁に化粧水の重ね付けをすると肌の負担になってしまいます。
化粧水パックの長時間利用も同様の理由からおすすめできません。
メーカーが推奨する使用時間は必ず守りましょう。