ゆず・かぼす・すだち… 柑橘類の美容No,1はどれ?
แบ่งปัน
ゆず、すだち、かぼす…
この時季、柑橘系の果物が旬になりますね。
秋の味覚の「さんま」にかけたり、鍋に入れたり、香りや風味アップに欠かせない食卓の名わき役。
香りや味に違いはあれど、色々なメニューのアクセントになります。
柑橘はビタミンCが豊富な食材というのは有名ですが、今回はそれぞれどのような美容効果があるのか調べました。
【柑橘類の主な美容効果】
●ビタミンC
コラーゲン合成を促進。
メラニン色素の生成抑制。
抗酸化作用があり、しみやシワなどのアンチエイジング効果があります。
●カリウム
体内の余分な水分を排出する為、むくみの改善に。
●クエン酸
エネルギー代謝を高める効果や疲労回復効果、整腸作用、血行促進などの美容効果が期待できます。
【ゆず・かぼす・すだち、それぞれの特徴】
個体が大きい順に、かぼす、ゆず、すだち、となります。
ゆず
一番種が多いのがゆず。
青いうちは酸味や苦みもありますが、熟してからは甘味が増します。
レモンの約2倍のビタミンCが含まれていると言われます。
皮に含まれる「リモネン」は肌に膜をはり、保湿をしてくれる成分です。
経皮吸収を促す働きもあり、肌の潤いが期待できます。
皮を入浴剤として使用しましょう。
芳香成分である「シトラール」が多く含まれる為、爽やかな心地よい香りが気分をリラックスさせる効果も。
「ナリンギン」、「オーラプテン」、「ヘスペリジン」は中性脂肪を燃焼させてくれる嬉しい効果もあります。コレステロール値を下げつつも、善玉コレステロールの低下を防ぎます。
「ヘスペリジン」はビタミンCの吸収を高めるとも言われる為、効率よくビタミンCを吸収できます。
かぼす
酸味と甘みのバランスがとれた料理の幅が広い食材です。
かぼす果汁は、ゆず・かぼす・すだちの中で一番カリウムやクエン酸を含みます。
クエン酸は疲労の原因となる乳酸を分解し、疲労の蓄積を防ぎます。さらに、カルシウムや鉄などミネラルの吸収を促す効果もある為、老化予防にも。
果汁がたっぷりなのでジュースにしたり、色々なレシピに活用できます。
すだち
強い香りですが、苦味は控えめ。
すだちの皮に「スダチチン」が含まれる(ポリフェノールの一種)。
スダチチンは脂肪を代謝する働きがある為、体重増加の抑制や糖・脂質代謝改善など、ダイエットに効果的です。
おろし金で皮を擦り、浅漬けなどの香りづけにしたり、豆腐やみそ汁のトッピングにも最適です。

どれもビタミンCの含有量は同じぐらいという結果でした。
ゆずは芳香効果や肌の保湿作用があるので、料理に使った後は、是非入浴剤がわりにお風呂に入れましょう。
ダイエット中の方は中性脂肪を燃焼する効果や脂肪を代謝する働きのすだち、ゆずをチョイスするといいかもしれません。
果汁の量の差はありますが、皮に美容成分が多く含まれることもあり、3種ともまるごと楽しめる食材です。皮は細切りにしてトッピングしたり、風味付けに皮を擦って料理のアクセントにするのもおすすめです。

料理に使う時のpoint▼
絞る時は皮を下にすると、外皮に含まれる栄養素と果汁を同時に摂れますよ♪
冷凍保存する場合は皮を薄く向いて水気を取り、密閉できる袋に入れて冷凍保存しましょう。



