
OEMで作っただけで終わらせない。“売れる設計”ができる人の思考法
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- OEMで商品を作ったのに、なぜ売れないの?
- とりあえず作って、あとから売り方を考えればいい?
- 他と似た商品ばかりの中で、どう差別化すればいいの?
「OEMで化粧品を作れば売れる」
そう考えていませんか?
確かに、良い成分、きれいなパッケージ、安心の国内工場…
魅力的な商品は作れるかもしれません。
でも、それだけでは“売れる商品”にはなりません。
むしろ、市場には似たような商品が溢れており、“作っただけ”では埋もれてしまうのが現実です。
今回は、OEMで作った商品を「ちゃんと売れる商品」に育てるために必要な“設計思考”についてお伝えします。
1. 「誰に売るのか」を徹底的に考える
売れる人は、商品を作る前に「誰に売るか」が明確です。
・どんな悩みを抱えている人か
・どんなライフスタイルを送っているか
・SNSは見るのか?見るならどこで?
・何にお金を使いたがる人か?
こういった“ペルソナ”を深掘りすることで、必要な機能やデザイン、価格帯、売り方が見えてきます。
2. 売る“ストーリー”を一緒に設計する
売れる商品には、ストーリーがあります。
単なる「保湿クリーム」ではなく、
「産後ママの“夜泣きのあとの乾燥肌”を助けるクリーム」など、
その人の感情に刺さるストーリーを作ることが重要です。
これは、単に感動させるためだけでなく、
「他と何が違うのか」を説明するための武器になります。
3. 商品設計とマーケティングを“同時進行”で進める
商品を作ってから売り方を考えるのでは遅い。
「どこで、どうやって売るか」を前提に商品を設計すべきです。
・ECで売る?→写真映えやレビュー対策が必須
・店頭で売る?→POPやテスター設計が重要
・サブスクで売る?→継続しやすい使い心地やサイズ感がカギ
売り方と一緒に考えることで、「売りやすい設計」が可能になります。
4. “選ばれる理由”を一言で言えるか?
売れる商品は、誰かに紹介される前提で設計されています。
SNSで拡散される商品、口コミされる商品には共通点があります。
それは「◯◯な人にはこれ!」と、一言で言い切れる“フック”があること。
例:
・「敏感肌の人でも毎日使えるクレンジング」
・「塗るだけで5分、朝のむくみがスッキリする美容液」
OEMで作った商品にも、この“選ばれる理由”を言語化する視点が欠かせません。
まとめ:OEMは“スタート地点”。ゴールは「選ばれて売れる」こと
OEMは、あくまでスタート地点に過ぎません。
どれだけ商品が良くても、「売れる設計」がなければお客様の手に届かず、誰にも知られないまま終わってしまうこともあります。
だからこそ、
作る前から売り方を考える
売れる導線まで一緒に設計する
その商品が“選ばれる理由”を明確にする
この3つの思考ができるかどうかが、成功の分かれ道です。
あなたの商品が“ちゃんと届く”ために、OEMのその先を、今こそ考えてみませんか?