“季節性うつ”は夏にもある!8月特有の“サマーブルー”に効く香りと光

“季節性うつ”は夏にもある!8月特有の“サマーブルー”に効く香りと光

夏といえば、太陽の光、開放感、旅行シーズン…。そんなポジティブなイメージがある一方で、実は夏特有の「季節性うつ(サマー・ブルー)」に悩む人が少なくありません。

なぜ8月に「うつっぽく」なるの?

通常、「季節性うつ」といえば冬に発症するものが知られていますが、“夏型うつ(夏季うつ)”も確かに存在します。特に8月は以下のような要因が重なりやすく、心身のバランスが崩れやすい時期です。

暑さによる睡眠不足
食欲の低下と栄養不足
長期休暇や帰省などによる人間関係のストレス
目標喪失感や「夏らしさ」を感じられない自己否定感

これらが複合的に重なり、「やる気が出ない」「気分が落ち込む」「疲れやすい」など、まるでうつのような症状を引き起こします。


サマーブルーに効く「香り」の力

心に直接作用する香り(アロマテラピー)は、夏のメンタルケアにぴったりです。特に8月の“サマーブルー”には、以下の香りが効果的だとされています。

1. ベルガモット

気分を明るく高揚させたいときに最適
・ストレス緩和、軽い不安にも

2. ペパーミント

・心身をリフレッシュ
・暑さによるだるさや集中力低下に◎

3. ゼラニウム

・ホルモンバランスの乱れによる情緒不安
・甘くフローラルな香りが心を落ち着かせてくれます


パターン別おすすめブレンド

  【 前向きになる! 】 

 ベルガモット×ラベンダー×オレンジスイート🍊

明るさと落ち着きを両立したいときにぴったりのブレンド。夏の疲労感や焦燥感に優しく寄り添ってくれます。

感情の浮き沈みが激しい
先のことを考えすぎて不安になる人
夜にリラックスしながら前向きになりたい人

配合目安
・ベルガモット:2
・ラベンダー:1
・オレンジスイート:1

※ディフューザーなら合計で4〜6滴程度が目安です。


  【 集中力を取り戻す! 】 

 ペパーミント×ローズマリー×レモン🍋

ペパーミントにローズマリーのシャープさ、レモンの爽やかさを加えた、朝にぴったりの“脳シャキ”ブレンドです。

仕事や勉強に集中できない
頭がボーっとして冴えない人
暑さによる倦怠感をスッキリさせたい人

配合目安
・ペパーミント:2
・ローズマリー:1
・レモン:2

※朝のシャワー後や、室内での軽い運動時にもおすすめ。


  【気分を明るくする! 】 

 ゼラニウム×フランキンセンス×マンダリン🌿 

甘くやさしいゼラニウムに、深い呼吸を促すフランキンセンス、そして明るさをプラスするマンダリンの組み合わせ。感情が不安定なときにおすすめです。

孤独感や自己否定感を感じやすい人
些細なことで落ち込んでしまう
気持ちをゆっくり整えたい人

配合目安
・ゼラニウム:2
・フランキンセンス:1
・マンダリン:1

※寝室やバスルームでの使用が特に効果的です。


  【女性ホルモンバランスを整える! 】 

 ゼラニウム×クラリセージ×イランイラン🌺

ホルモン調整に働きかける香りの王道ブレンド。生理前のイライラや情緒不安にやさしくアプローチします。

PMS(月経前症候群)が重い
気分が乱れやすいと感じる人
穏やかな気持ちで過ごしたい人

配合目安
・ゼラニウム:2
・クラリセージ:1
・イランイラン:1

※アロマバスやお腹まわりへのトリートメントオイルとしても◎


「光」でリズムを整える:夏こそ朝日を味方に

冬のうつ対策として有名な「光療法」。実は夏型うつにも効果があることが近年注目されています。

朝日を浴びて体内時計をリセット

朝の強い自然光は、セロトニン(幸せホルモン)の分泌を促進し、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌タイミングも正常化します。朝起きたらカーテンを開けて、10〜15分ほどベランダや窓辺で光を浴びましょう。

夜の「光の浴びすぎ」はNG

逆に、夜遅くまでスマホやPCのブルーライトを浴びてしまうと、メラトニン分泌が抑制され、寝つきが悪くなります。夜は間接照明やオレンジ系の光でリラックスすることを意識してみてください。


さいごに:自分を責めない、ちゃんと「夏バテうつ」かも

8月に気分が落ち込むのは、怠けでも甘えでもありません。「気温・光・ホルモンバランス」の影響を受けた自然な反応です。

香りや光といった“自然の力”をうまく取り入れ、自分をいたわる時間を少しだけ増やしてみませんか?

Back to blog

   

〒101-0047 東京都千代田区内神田1丁目2−6 産広美工ビル

TEL: 03-6260-8061 営業時間: 9:00~18:00