パッケージ選びで印象が激変!容器・資材の選定ポイント

パッケージ選びで印象が激変!容器・資材の選定ポイント

この記事を読むと、以下のような疑問や不安がクリアになります:
  • この処方やパッケージ、自由に使い続けられるの?
  • 最初は少量で作れるけど、次も同じ条件で発注できるの?
  • 納期が遅れたらどうなる?原料が届かなかったら?

「コストを抑えたいけど、安っぽく見られたくない…」
「OEM初心者で、容器選びなんて自信がない」

化粧品やサプリメント、食品など、どんなに中身が素晴らしくても、手に取ってもらえなければ意味がありません。
「売れる商品」に共通するのは、“パッケージデザインと資材選び”の完成度が高いこと。
今回は、商品の印象を大きく左右する容器や資材選びのポイントについて解説します。


1. 第一印象は「3秒」で決まる

消費者が商品棚の前で商品を手に取るまでにかかる時間は、わずか3秒以内とも言われています。
その中で視覚的に印象づけるには、以下のような要素が重要です:
  

容器の形状(丸・角・チューブ・スパウトなど)
色味(ブランドカラーとの親和性)
質感(マット・光沢・クリア)
印刷の有無(箔押し・エンボス・ラベルなど)
 

『誰に向けた商品か?どんな価値を伝えたいか?』を考慮したパッケージ設計が必要です。


2. ターゲットに合わせた容器選定

ターゲット層に合った容器選びは、ブランドの世界観を体現します。

ナチュラル系・オーガニック層向け:再生PETや紙素材、やわらかいカラーリング
高価格帯・ラグジュアリー層向け:ガラス容器、厚みのあるアクリル、ゴールドやシルバーの装飾
10〜20代のZ世代向け:ポップな色・SNS映えを意識したユニークな形状

見た目=価値と感じる消費者が増えている今、容器そのものがマーケティングの一部です。


3. 資材選びは「コスト」と「印象」のバランス

化粧箱・ラベル・緩衝材・シュリンク包装など、資材には多くの選択肢があります。
コストを抑えることも大切ですが、安っぽさが出ない工夫が必要です。

例えば:

ラベルをマットフィルムに変えるだけで高級感UP
台紙にブランドストーリーを印刷して、購買体験を強化
緩衝材をクラフト素材にすると、エコ意識のある消費者にアピール可能

見た目にコストをかけた分、価値を感じて価格に納得してもらえる──そんな資材選びを意識しましょう。


4. サステナブル対応も重要な要素

近年、環境配慮を意識するブランドが増えています。

・プラスチック使用量を減らす
・詰め替え容器の採用
・FSC認証紙の使用

環境に配慮している姿勢は、企業イメージやファン化にもつながります。SNSでも「このブランドはエコを大事にしている」とシェアされやすくなります。


5. 試作&モニターの声を活かす

どんなに素晴らしいパッケージでも、ユーザーが不便を感じれば逆効果です。

開けにくい
中身が出しにくい
倒れやすい
・保管しにくいサイズ感

実際に使用した感想を集めて、使い勝手と見た目の両立を図ることが成功のカギです。


まとめ:パッケージで“価値”を語る時代へ

商品の魅力を引き出し、ターゲットに届けるには、容器・資材の選び方が非常に重要です。
中身のクオリティと同じくらい、「見た目」もブランドの顔

あなたの商品が棚で輝くために、パッケージという名の“広告塔”を最大限に活用しましょう!

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