
【5分でわかる】GMP、FSSC、ISO…OEMで大事な“認証”って何?
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- GMPやFSSC、ISOなどの認証が何を意味しているの?
- 認証があると何が違うの?具体的なメリットって?
- 小規模なブランドでも認証のある工場を選ぶべき?
「ISOやFSSCなど似たような認証の違いが分からない…」
「OEMメーカーを選ぶときにどこを見ればいいのか判断基準が分からない…」
OEM(受託製造)を検討していると、必ずと言っていいほど目にする「GMP」「FSSC」「ISO」などの“認証”という言葉。
でも、「名前は聞いたことあるけど、実際どんな意味?」と感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、OEMを初めて検討する方にもわかりやすく、主要な“認証”の種類と意味、そして何をチェックすべきかを5分で解説します。
認証ってそもそも何?
簡単に言うと、「一定の基準を満たしていると第三者が保証してくれる仕組み」のこと。
品質・衛生・安全・管理体制など、企業がその基準を満たしていることを“認証”という形で証明しています。
OEMメーカーがこのような認証を取得しているかどうかは、「安心して製品づくりを任せられるか」の大きな判断材料になります。
よく聞く3大認証の違い
◯ GMP(Good Manufacturing Practice)
・意味:適正製造規範。製品が「安全・一定の品質」であることを保証する製造管理の基準。
・対象:主に医薬品・化粧品・健康食品など。
・チェック項目:清潔な製造環境/作業手順/記録の管理/トレーサビリティ など
・ポイント:「この工場で作れば、品質面で安心」といえる指標。
◯ FSSC22000(食品安全システム認証)
・意味:国際的な食品安全マネジメントシステムの認証。
・対象:主に食品やサプリメントなど、食品系OEMに多い。
・特徴:HACCP(危害分析)+ISO22000(食品安全マネジメント)に追加要件を加えたもの。
・ポイント:グローバル企業との取引において必須になることも。
◯ ISO9001(品質マネジメント)
・意味:国際標準化機構(ISO)が定めた、品質マネジメントに関する規格。
・対象:あらゆる業種で使われ、OEMメーカーの「管理体制」をチェックするのに有効。
・特徴:継続的改善/顧客満足度の向上/業務の標準化 などを重視。
・ポイント:「しっかりした会社かどうか」の見極めに。
認証を取得しているOEMメーカーのメリット
・品質・安全管理が徹底されている
・トラブル時の対応がマニュアル化されている
・記録や検査の体制があるため信頼性が高い
・行政や大手取引先との連携もスムーズ
こんなときは「認証取得」を確認しよう
・サプリメントや化粧品など、肌に触れる・口に入れる製品を扱うとき
・海外展開や大手企業との取引を目指すとき
・クレーム・リスクを最小限に抑えたいとき
・自社ブランドとして、「品質」を強くアピールしたいとき
まとめ
認証は「安心の証」、信頼できるOEM選びの第一歩
GMPやFSSC、ISOといった認証は、OEMメーカーの信頼性や品質レベルを客観的に示す証拠です。
価格や納期だけでなく、「どんな管理体制の工場で製品が作られるか」まで目を向けることで、より安心・安全なOEMパートナー選びができます。
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